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FORNASARI 600

フォルナサリ600はフォルナサリのプロダクションの原点ともいえるモデルである。世界中のラリーを戦い抜いてきたレースカーを基にしてはいるものの、600はオン/オフ・ロード両方でもそのパフォーマンスにおいて他に類を見ない。砂漠、雪上、氷上はもちろん、レース・トラックでもドライブ可能なAWDスポーツカーがここにある。 高速のGTのような速さとワイルドさに、4x4SUVのような安全と乗り心地が共存した一台である。 核となるエンジンには、ゼネラル・モーターズの最新モデルがアメリカのフォルナサリスタッフによって厳選され、500から750hp、6.2もしくは7.0リッターの8Vシリンダーから選ぶことができる。また3.0リッターのターボ・ディーゼルV6 (250hp)も新たにラインナップに加わった。ギアボックスは6段変速のマニュアルかオートマチックから選択可能で、基本はAWDだが、2WDへの変更もリクエストできる。ホイールへのパワーの供給には、セントラルビスコスジョイント38/62、スタンダード40/60または減速ギアの3種類がある。20インチが通常のリムとタイヤサイズではあるが、16インチ(レース用)から23インチまで選ぶこともできる。 スチールパイプからなる骨組みも驚くべき軽さと剛度で、車体全体にもその影響は表れている。車両の総重量はわずか1650kg。最高速度は時速およそ300km、スタートから時速100kmまでに所要する時間はわずか4秒にも満たない。こういった全てがフォルナサリを業界でも唯一の存在としているのである。


カスタマイズ

フォルナサリのモデルにおいて、カスタマイズはなくてはならないものである。色のチョイスも自由自在で、外装・内装共に好みのルックスを選ぶことができる。いかに稀少な素材でも取り入れることが可能で、フォーミュラブレーキ、ダッカラリーやグランプリでも勝てるようなサスペンション、職人自らのハンマーによって形作られたカーボンもしくはアルミボディ、18インチリムや23インチ“リング”に砂漠用やレースサーキット用タイヤのマッチング等々、リクエストは全て叶えられるのが原則である。


インテリア

レザーとアルミメインのインテリアにはレトロなディテール(古き良きデラックス・カータイプの灰皿がその一例)と最新のマルチメディア機器をマッチング。ゆったりとした5シートの後部座席は分割可倒式で、スポーティなのに現代人には欠かせない荷物用スペースも十二分にある。そして全てが純正のハンドメイドによるもの。職人自らのハンマーによって形作られたサテンアルミニウム、レザーの縫い目も全て手縫い、レザー縁付きの純毛カーペット、コントロールペダルやその他のコンソールの部品も一つ一つが細心の注意を払って造られている。また、コレクターにはおなじみのLEDライトが、円形の計器に手作業で置かれたメタリックな指針を照らしている。


フレーム

車体の骨組みはモリブデン・クロームという特別なスチールパイプで作られており、スペース・フレームと呼ばれる構造を取り入れている。450本を超えるパイプを張り巡らせることによって、150キロに満たない軽量さでも十分な強度と耐性を併せ持つことを可能にしている。また、四方向すべてにあるサスペンション・トライアングルによって、どんな角度でも完璧なコントロールができる仕組みになっている。高さ240㎜というサスペンションは、既存の幾何学的コンフィギュレーションに影響を及ぼさないよう計算されたたまものである。


エンジン

アメリカのフォルナサリスタッフが、ゼネラル・モーターズの最新モデルから核となるエンジンを厳選。結果、構造は複雑ながらアルミニウムで軽量化が図られたモデルが搭載されている。低燃費なうえに排ガス規制もクリアしているエンジンから発揮されるそのパワーの効果は、トルク数を見れば一目瞭然である。


サイズ

長さ / 幅 / 高さ: 440Cm / 206Cm / 167Cm
ホイールベース: 300Cm
重量: 1650Kg
シート数: 5

パフォーマンス

最高速度(自走): 280KM/H
加速度 0-100km/h: 3.8 sec
1キロ・タイムトライアル: 23 sec